くうきあなのはなし

愛は孤独を救わない

寝るのが、す、き。

寝ることが大好きだ。

私の常々あった希死念慮はもはや「常に眠っていたい」という願望に裏打ちされているのかと思うほどに寝るのが大好きだ。

だから実際over doseなどで「眠り」に意識を落とし込むことで辛いことから逃げようとする癖になっていたのだと思う。

 

でも、皆さん寝るの好きですよね。

ただ中には明石家さんまさん(噂に聞くところでは)や、私の恩師であるH先生などは、寝るのが勿体無い!という感覚を持っていらっしゃって、生きている限り稼働し続けるように動かれる人もいる。

 

1日の中で一番好きなのは、ベッドに入って携帯を触ったりしている時間。

一番嫌いなのは、起きる瞬間。心拍数が一気に跳ね上がって、ああ今日も1日が始まる・・・という感覚。

鬱が改善してきて、その暗い気持ちは大分払拭されてきた。

いつの間にか。

いつも持っていた希死念慮や不安と共に、随分改善されてきたと思う。

 

しかし起きたての私は布団を愛して止まない。

そこに愛犬が加わったりするともう、冬だったら特にもう、仕事なんて放り出して「ちょっと犬いるんで仕事いけません」なんて言ってしまいそうなレベルである。

 

かくいう私は、外病院クリクラで一人宿泊した際、夕方までの寝ぶっちをやらかした経験がある。幸いにもその診療科を回っているのが自分だけで、先生も計画など立てていなかったものだから、「なんかあの子今日見ないな」レベルで済んでいたらしい。謝謝。

いわゆるロングスリーパーで、父から貰い受けたDNAだと思う。

父も48時間働けますか?ならぬ48時間眠れますか?をやった人物である。

普通起きるだろ。

 

そんな私も春からは一人で起きなければならない。母のモーニングコールもきっと虚しくベットの中で消化されてしまう。なぜなら、「はい起きた、うん・・・うん・・・(寝落ち)」が容易に想像できるから。

 

で、導入したアラームはバーコードを撮影しないと止められない代物。

これなら絶対に布団から立ち上がらなければ止められない。

最高か。

あとは、布団に戻りたいという魔力と戦うのみである。

とにかく国試までは6:30起きをキープするのが目標。

この寝汚さはあまり遺伝して欲しくなかったなあ。