win-win-winの形を作る
例えばボランティアだとか、無償で誰かに何かしてあげて、相手が助かっても自分に利益がないということはある。
最近、フリマアプリのメルカリで売り買いをよくするようになって、メルカリ自体は手数料のピンハネでもうけているわけだから、まさに「乞食でもカシラになれ」の手本だと思うが、「私にとって要らないものが誰かにとってこんな金額で帰るの?ラッキー」というもので、私も「お金になる」のだから結構誰もが幸せになれる世界だと思うのだ。
また、使えるものを捨てないというエコにもなる。
精神科の福祉を考える時、どうしても「してあげる」という体制になりがちである。
精神分裂病から統合失調症への病名変更のムーブメントを起こしたT先生などは、そんな「してあげる」を打ち抜いて、win-winの支援体制を築いていらっしゃる。
関わる誰もが利益の出る福祉。
難しいのは承知だが、目指したい境地である。