若さという誇りを胸に抱いて
「半径3メートルの人を傷つけるような生き方をしてはいけない」とある先生が仰った。
誠にその通りであると思う。
本日の橘井寮クリスマス祝会にての先生方のお話はどれも真に興味深く、喩え相反することであっても、私は大人の言うことというのは真であると思う。
ただ、私はお国のためなら死んでもいいと思っていることくらいだろうか(笑)
かれらは若いからね、と酒宴に興じる我々に向かって独りごちた先生の言葉が胸に染みる。
私達は若い。
いつから若くなくなり、いつから老いるのか分からない。
80歳のご老人にとっては40歳なぞ若造かもしれぬし、40歳には私達はほんのひよっこであろう。
しかしきっと、いつまでも若くはない。
いつまで、若いからね、と多少の非礼を許していただき、野心や夢想をにこやかに語ることが暖かく許容されるのであろうか。
ただ、思ったのだ。
大人な対応というものが、できるようになりたいとは思う。
特に私は正義感ゆえに許せないと思えば口に出してしまうし、それゆえに口論や相手への傷、さらには自分さえも傷を負うことがある。
でも、若いからね、と暖かい目で見てくださった先生の姿に、そんな若さもきっと、誇れるものではないだろうかと、思ったのだ。
だから、精一杯生意気をして、夢を抱いて、馬鹿なことにかまけていたい。
このご縁に感謝を。