くうきあなのはなし

愛は孤独を救わない

他人と過ごすということ

他人と生活を共にすると、発見することが多い。

橘井寮でもそうだったし、今の国試合宿共同生活でもそうだ。

 

それぞれの家族で、AからZまで、微妙なところが違う。

だから、良いところを見ると、ああそんな風にするとみんなが心地よく過ごせるのだなと実感したり、逆になぜこんなことをしないのかと憤ることもある。

 

寮での共同生活を思うと、短い間だったけれど、仲間たちと共有する空間の愛おしさが尽きない。

無論、まだ卒寮はしていないから、まだまだ続きはあるけれど。

一人暮らしではあるが一人暮らしではない。

料理のスキルや一人暮らしならではの困り事なども見つけたりした。

 

他人と暮らすことは、成長をもたらしてくれる。

結婚も、他人との生活。きっと、ささやかな違いに驚いたり、憤ったりするのだろう。

その、練習のようだ。

橘井寮に入寮を許可してくれた先輩寮生をはじめ、父母に感謝が尽きない。