眠気の話
飲んでいる薬のせいか、常に頭がぼーっとしている。
最初の頃は自覚がなかったのだけれど、医者から、あなたそんだけ薬飲んでるんだからそりゃあぼーっとするよ、と言われて、リフレックス(Nassa、強烈な眠気が副作用)やリボトリール(ベンゾジアゼピン、言わずもがな)を減量してみて、今は気分安定薬とSNRIだけで過ごしているのだが。
それでもやっぱり眠いので、薬とか関係ないのかな、と思う。
思えば授業中の居眠りなんて中学生の頃はしたことがなかったのに、高校から突然居眠りをしはじめた。
大学の授業は寝るのも面倒で外へ出て行く。
人によって至適睡眠時間は違うが、自分は明らかなロングスリーパーなので社会に適合できない感じが辛い。
もし、「正解するカド」に出てきたサンサみたいなものがあったら、私はきっとやる気満々で色々手をつけ始めると思う。
なぜなら中学生の頃は忙しいのが生き甲斐みたいな人間だったから。
結局、体がついて行っていないのだろうと思う。
しかし人間、なぜ思春期から眠り始めるのだろう。
老いの始まりなのかもしれないが、春を待つ木の芽を思わせる眠気であった。
思春期の眠気というのは。